概要
地盤調査とは、建築物の着工に先立ち、お客様の土地を地質学的と土質工学的に調べることです。
住宅建設の地盤調査は、地盤が建築物を安全に支持できるか、支持するためにはどの程度の不同沈下が予想されるのか、また、支持できない場合には安全に支持するための方法を技術的に調べること、などを目的として調査します。
調査方法には、ボーリング、サウンディング、サンプリング、土質試験などがあります。住宅の地盤調査では、先端がスクリュー状になった棒を回転貫入させるスウェーデン式サウンディング方式が一般的。
地盤調査により、軟弱地盤であることが判明したら、地盤が安全に建物を支持できるように地盤改良を行います。
地盤保証
不同沈下とは
軟弱地盤
土の埋め戻しが不十分
盛り土にガラが混入
水路の埋め戻しが不十分
地盤改良の種類
柱状改良
地中にセメント系固化材を注入し、直径60cmほどの円柱形の改良体をつくります。
建物荷重と地盤のデータから計算した必要深度まで改良体をつくり、支持力の確保と、不同沈下の防止を図ります。
鋼管杭
地下深くにある支持層で建物を支持させることが出来れば安心です。高層建築物等で施工される杭基礎。鋼管を地中に圧入し、支持層まで到達させます。
表層改良
軟弱層には建物を支持する力もなく、圧密沈下により、将来の不同沈下と建物不具合の原因となります。 その原因となる軟弱層に、セメント系固化材を混ぜて固くし、建物を充分支持できる地盤をつくります。
Q&A
